冷却水(クーラント)は水道水では故障する?交換頻度や工賃をチェック! 

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車に興味のない方は、あまり気にしたことがないかも知れませんが、

大切な役割を果たしているのが「冷却水(クーラント)」です。

冷却“水”と書きますが、使われているのはただの水ではありません。

 

冷却水についての知識を知らなかったがために思わぬ事故につかがってしまう危険性もあります。

知っているだけでも、車のトラブルを回避できますので、今回は冷却水の交換時期や頻度、工賃を中心に、自分で交換する場合、水道水を使ってもいいのか?また、そもそも自分で交換することはできるのか?という事についてお話していきたいと思います。

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クルマの冷却水の役割とは?

まず、冷却水の主な役割は2つです。

  • エンジンを冷やす
  • サビを防止する

エンジンを動かすときには、燃料が燃えて熱が発生します。

 

そこでエンジン内を循環することによって熱を冷まし、正常な状態を保っているのが、冷却水なのです。

 

こんな感じで、かき氷のいちごシロップやメロンシロップのような鮮やかな色をしています。

 

こんな感じです。

※ちなみに冷却水は猛毒なので、まちがっても舐めたりしないように!!

 

冷却水はエチレングリコールという、液体を凍らせない成分でできているため、気温が氷点下になるような寒い地域でも、安心して乗る事ができます。

 

ちなみに色はピンクのものがトヨタやダイハツ、緑がほかの自動車メーカーやバイクに使われることが多いです。

 

また、冷却水にはサビ防止の効果もあります。車はほとんど鉄でできていますので、サビは大敵です。

冷却水が流れることで、循環経路をサビから守るのもクーラントの役目なんですね!

冷却水に水道水を使うとどうなるか?

(↑これはコンピュータのものですが、車のクーラントはもっと細い管がエンジンの至る所に張り巡らされています。)

 

ここまでお話してきた内容だと、

 

「クーラントなんて冷却”水”っていうぐらいだし、べつに水いれてもいいやろ!」

 

なんて思う方もいらっしゃると思います。
(私もそうでした…。)

 

結論からいうと、水道水を使うことはおすすめできません。

 

理由は、冷却水としての役目を十分に果たすことが出来ないからです。

 

つまり、オーバーヒートなどを起こす原因になりかねません。

 

冒頭でも書いたとおり、冷却水は、ただの水ではありません。冷却水はエンジン内を循環することによって、熱を吸収し、冷ましています。その循環が滞ることで、オーバーヒートがおきやすくなります。

 

また、

水道水は、温度0度以下で凍結します。

冬や寒い地域になると、エンジン内を循環できず、1つめの冷却水としての機能を果たせません。

そして、2つ目の役割であるサビ防止についても問題があります。水道水は殺菌・消毒するために塩素(カルキ)が含まれており、強力な酸化剤として鉄をサビさせます。

こうなるとせっかく買った愛車がダメになってしまいますので、水道水は緊急時の応急処置以外では使わない方がいいです。

補充や交換の時期は?

冷却水の交換時期は約2年と言われています。

物によっては、5年以上のものもあるようですが、2年が一般的です。

 

また、クーラントとも呼ばれていて、LLC(ロングライフクーラント)のほうが高寿命とされています(そのまんまですね笑)

 

クーラントの補充や交換が必要かどうかは、自分で確認することができるので、簡単に説明します。

 

まず、結論からいうと補充や交換は、

  1. 温度

を基準に考えていきます。

 

では、一つ一つ順番にくわしく解説していきますね。

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1.温度

運転席のメーター部分に、水温計があります。

ここに「C」と「H」のアルファベットが書いてあり、針が「C」の方に振れていれば、きちんと冷却されている状態といえます。

 

しかし、Hのほうから全然動かない!という場合は、冷却水の性能が低下してしまっている可能性が高いです。

その場合は即交換するか、販売店に相談しましょう。

 

また、最近の車の車種によっては(特に軽)水温計の出ていない場合があり、警告灯のみとなっているため注意が必要でもあります。

(車検時によほど点検してもらってると思いますが…)

2.量

ボンネットを開けて、エンジンルームにある冷却水のタンクを確認します。

多くの場合タンクのキャップに「冷却水」や「COOLTANK」と書いてあるので、すぐわかると思います。

タンクを側面から見ると、「FULL」「LOW」と書いてあり、冷却水がこの間まで入っていればOKです。「LOW」より下にある場合は、冷却水を補充してください。

 

補充の場合はキャップを開けて入れるだけなので、自分でも出来ます。

ホームセンターやカーショップで500~1000円で手に入ります。

また、少量でかつ暖かい時期であれば、「真水」(水道水ではないです!)を補充しても大丈夫です。

注意:

冷却水を補充する時には、エンジンを切ってまだ間もないときに開けないようにしてください。

冷却水が吹き出してやけどを負いやすくなります。

3.色

冷却液もやはり、少しずつ劣化していきます。

メーカーによって色は異なりますが、水と間違えないように鮮やかなピンクやグリーンのものが多いです。

ただ、古くなってくると、この鮮やかさがだんだんと失われていき、色がくすんでくるんですね。

明らかに茶色く変色しているときは、交換が必要です。

交換するにはいくらかかるの?

車の健康状態を維持するためには、車がなければいけないということは分かったと思います。また、水道水などを使ってはいけないということも、ここまでのお話でご理解いただけたと思います。

 

では、お次の問題は「冷却水を交換する工賃は一体いくらなのか?」という所でしょう。

冷却水交換における工賃の相場は約2,000~5,000円くらいです。

 

ここに冷却水の値段がプラスされます。

約2年に一回なのですが、交換したことがないと少し高く感じるかもしれません。

 

しかし冷却水の交換頻度は、よほどの例外を除いて車検ごとの周期で交換も問題なかったりします。

 

車検時の整備で、工賃はサービスしてもらえる上に冷却水の費用もそこまでかからないというのが筆者の正直な感想です。

冷却水交換を自分でやる時は補充のみがオススメ

なかには、「液体を抜いて入れるだけなら自分でもできそう!」と思う方もいるでしょうが、タンクの洗浄や経路をすすぐ作業などを含めると、簡単とは言えません。

 

そうなんです。

冷却水の補充は簡単なんですが、まるまる交換するには結構な手間がかかります。

 

冷却水はホームセンターでも一応売っているものの、一式もろもろの交換を含めると万が一故障した場合のリスクを負うことになります。(補充だけだったら、適合を調べてやればいいだけなので簡単です)

 

手間や時間がかかるうえに、リスクを背負うことになるので、交換の際はプロに頼むのが一番ですね!

 

ちなみに補充用の冷却水は、通販でも結構お値打ちで販売されています。

 

まとめ

冷却水について、少しはご理解いただけたでしょうか。

あまり普段気にしない冷却水の存在ですが、放置し続けたり、誤った対処法を取ることで、トラブルや事故の原因になります。

車を安全な状態に保つことは、ドライバーの義務でもありますので、今後は半年に一回くらいのペースで冷却水の点検をしていきましょう!

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