オールシーズンタイヤの性能や価格と選び方!チェーン規制は大丈夫?

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1年を通して使うことができる、万能な「オールシーズンタイヤ」。

冬になるとスタッドレスタイヤに交換する人が多いですが、あまり雪の降らない地域では雪道にも強く、年間を通して活用できるオールシーズンタイヤが活躍してくれます。

特に都心では、駐車場を借りていたり、タイヤの保管場所ないという方も少なくないと思いますし、季節に応じでタイヤを交換、というのも面倒なものですから、便利なアイテムですよね。

 

スペースの面でも、お金の面でもタイヤ交換の問題を解決してくれるのが、「オールシーズンタイヤ」なんですね!

ただし、気になるポイントはいくつかあります。

 

  • 性能の違いはないのか?スタッドレスよりも滑りやすいのではないか?
  • 価格やオススメのモデルは何を選べばいいのか?
  • チェーン規制

 

オールシーズンタイヤの購入を検討している人は、是非参考にしてみてくださいね。

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オールシーズンタイヤとは?

オールシーズンタイヤとはその名の通り、一年を通して使うことができるタイヤです。

別名オールウェザータイヤ(全天候タイヤ)とも言われています。

ノーマルタイヤ(夏タイヤ)とスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)の良いところを兼ね備えている、言わばいいとこ取りのタイヤなんですね。

雪国育ちの私は、“冬はスタッドレスタイヤに交換する”というのが当たり前と思っていましたが、こんな便利なものが世の中にあったとは知りませんでした。

日本ではあまり馴染みが無いようですが、海外では新車に標準装備されるほどのタイヤです。

オースシーズンタイヤがあれば、スタッドレスに交換する必要もないし、交換タイヤの場所をとらなくていいので保管場所にも困らないですね!

 

オールシーズンタイヤの性能

オールシーズンタイヤの性能を

  • ノーマルタイヤ(夏タイヤ)としての性能
  • スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)としての性能

それぞれ分けてに分けて見ていくことにしましょう!

 

ノーマルタイヤ(夏タイヤ)としての性能

オールシーズンタイヤはノーマルタイヤとさほど性能の差はなく、ほぼ同じように走れます。

ただし、ノーマルタイヤよりは若干グリップ力が弱いので、乾いた路面はやや性能は劣るでしょう。

ですが、そこまでの大差はないので、特に問題なく、安心して乗ることができますね。

 

スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)としての性能

ノーマルタイヤと違い、スタッドレスタイヤとは性能に差があります。

まずはこちらの動画をご覧ください。

こちらの試験動画では、雪道を時速40kmで走行したときの制動距離などを比較しています。

やはり雪道で心配なのは、きちんと止まることができるかどうかですよね。

では各タイヤのブレーキを踏んでから実際に止まるまでの制動距離を比較してみましょう。

制動距離 適性
ノーマルタイヤ(夏タイヤ) 20m以上
ヨーロピアンウィンター 約11m
アジア製オールシーズン 約14m
欧州製オールシーズン 約18m
国産スタッドレス 約13m

制動距離ではやはり差がでました。

特に欧州製オールシーズンタイヤは、性能が劣っています。

というのも、ヨーロピアンウィンタータイヤと違い、冬タイヤとしての性能を重視していない作りになっているからなんですね。

さらに、欧州の冬を想定して設計されているので、日本の雪道では冬タイヤとして使うのはあまりおすすめできません。

 

ヨーロピアンウィンタータイヤとアジア製オールシーズンタイヤは、スタッドレスとほぼ変わらない冬タイヤとの性能を発揮しています。

特にヨーロピアンウィンタータイヤは、オールシーズンタイヤの中でも冬用タイヤとしての性能を重視した設計になっているので、夏も冬も快適かつ安全に走ることができます。

ただし…。

雪道やシャーベット状の路面はオールシーズンタイヤでも十分に対応できますが、凍結路面となるとオールシーズンタイヤでは対応しきれない場合があります。

寒冷地では、スタッドレスタイヤもしくはチェーンが必須と言えるでしょう。

チェーンについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。

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オールシーズンタイヤの価格と選び方

オールシーズンタイヤの価格帯は、インチ数にもよりますが4本セット(ホイールなし)で約2~5万円です。

ほとんどの人が4本セットで買うと思いますが、1本あたり約5,000~1万円で買えるということですね。

メーカーにもよりますが、ノーマルタイヤやスタッドレスタイヤと、そう変わりはありません。

 

続いて選び方ですが、これには、必ず確認すべきポイントがあります。

  • タイヤ側面に「SNOW」か「M+S」(「MUD+SNOW」)どちらかの文字が刻印されているか
  • 「スノーフレークマーク」(別名「Severe Service Emblem(シビアサービスエンムレム)」)が刻印されているか

この2つのポイントが確認できるオールシーズンタイヤがおすすめです。

 

タイヤ側面に刻印されている文字の意味としては、

  • 「SNOW」は雪用
  • 「M+S」(「MUD+SNOW」)泥(ぬかるみ)と雪用

ということになり、各性能が認められたオールシーズンタイヤであることを証明するものです。

「スノーフレークマーク」(別名「Severe Service Emblem(シビアサービスエンムレム)」)は簡単に言うと、「雪の結晶のマーク」が刻印されているかということですね。

このマークが一体何なのかというと、ASTMという世界最大の国際標準化・規格設定機関の試験で、とても厳しい豪雪地帯でもでも十分な性能を発揮すると認められたことを表しています。

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、ASTMというのは、アメリカ材料試験協会のことで、工業用材料(例えば、鉄や鉄鋼、ゴム、プラスチック、繊維など)の規格と試験を行っている、国際的に権威がある民間機関なんです。

販売元のメーカーではなく、第三者機関が性能を認めたことを証明しているので、信頼できるというわけですね。

 

ここで筆者おすすめのオールシーズンタイヤを2つご紹介します!

 

オススメその1.グッドイヤー ベクター4シーズンズ

みなさんご存知、グッドイヤーが開発したオールシーズンタイヤです。

口コミでも高評価で、人気の高い商品ですね。

先ほど確認すべきポイントとしてあげた、「M+S」と「スノーフレークマーク」の2つの条件をクリアしているので、冬用タイヤととしての性能も認められています。

もちろんチェーン規制も問題なく走行することができるので、安心ですね。

 

オススメその2.ネクセン エヌ ブルー エコ

韓国大手タイヤメーカーが開発した、環境にもやさしいオールシーズンタイヤです。

価格も安価で手に入りやすく、エコタイヤの性能も持ち合わせているので、燃費も節約してくれます。

「M+S」の表記はありますが、「スノーフレークマーク」は表記はありません。

冬タイヤとしての性能は高く無いですが、都心や雪があまり降らない地域で乗る方には向いている商品といえますね。

 

チェーン規制は大丈夫?

ズバリ、「SNOW」もしくは「M+S」(「MUD+SNOW」)の文字が刻印されてるオールシーズンタイヤは、チェーン規制に対応しています!

なので、チェーン規制がかかっていても走行することは可能です。

ただし…。

チェーン規制の中には、「チェーン装着車以外通行止め」や「全車両チェーン装着規制」と表示されている場合もあります。

この場合は、チェーンを装着した車以外は通行できず、スタッドレスタイヤもオールシーズンタイヤもチェーンを装着していないと走行はできませんので注意してくださいね。

そして、先ほども書いたように、雪道や凍結路面専用に設計されたスタッドレスタイヤと比較すると、冬用タイヤとしての性能は落ちます。

特に凍結路面では、グリップ力が弱いため、走行しても不安があります。

雪道やシャーベット状の路面なら、オールシーズンタイヤでも対応ができますが、凍結路面は危険です。

チェーン規制が出ているということは、少なからず危険であることを表しているので、スタッドレスタイヤかチェーンを装着して走行するほうが安心ですね。

予想しない雪や装着する時間がなかったということであれば、速度を落とし安全運転すれば、十分に走行は可能でしょう。

 

まとめ

オールシーズンタイヤは、1年を通して使うことはできます。

ですがやはり専用で設計されたスタッドレスタイヤには、性能は及びません。

オールシーズンタイヤだけでまかなえるのであれば、経済的で、タイヤの交換場所に困ることはありませんが、みなさんの暮らしている地域に応じて、タイヤを選択することをおすすめします。

何よりも安全第一ですから、特に雪道や凍結道路については、オールシーズンタイヤの性能を過信せず、安全運転を心がけましょう。

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