シガーソケットのヒューズがすぐ切れる原因は?対策と交換方法まとめ

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普段車を乗っている方なら、一度は使ったことがあるであろうシガーソケット。

スマートフォンの充電や車内で音楽プレーヤーを使うときに便利ですよね。カー用品店でもシガーソケットに挿すだけで色々できる便利グッズが沢山あります。
ですが、使い方を違うと、ヒューズが切れて突然使えなくなってしまうことがあります。

更には使い方が悪いと、最悪の場合シガーソケットから発火してしまうなんて大惨事にもなりかねません。

 

そこで今回は

  • なぜヒューズが切れてしまうのか?
  • 「過電流」とは?
  • ヒューズが切れてしまった時の対処法について

など、原因と対策、交換方法を中心にご紹介していきます。

ヒューズが切れる原因とは?

ヒューズが切れる原因としては、大きく二つあります。

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  • 過電流によるもの
  • 回路のショート(短絡)によるもの

 

中でも一番多いのが「過電流」によるものです。

 

この過電流とは何なのか?というと、

「必要以上の電流が流れてしまう」

といった現象のことですね。

 

クルマの電気製品にはすべて「ヒューズ」が付いており、このヒューズにはそれぞれ容量が決まっています。

規定以上の電流が一気に流れると、ヒューズが切れてしまいます。過電流が流れた際に熱を帯びて発火したり、機器の故障を防ぐため、ヒューズが切れて電流をシャットアウトする仕組みとなっているんですね。

 

似たような現象では「ブレーカーが落ちる」のをイメージしてみるとわかりやすいです。

 

ただブレーカーの場合は、落ちてもまた復活し、電気を流すことができますが、ヒューズは一度切れるともう二度と使えません。

 

また、普通に使用していてヒューズが切れる場合には
何かしらの問題が発生しているといえます。

 

たとえば過電流が起こる、というのは回路が短絡(ショート)しているからですね。だから、この原因をつきとめなくてはなりません。

 

ショートする原因としては、

  • 自作の電装品を取り付けた時の配線の処理が甘かったり
  • 使用しているシガーソケットの製品の質が悪かったり

こんな感じで、原因はさまざまです。

 

自分でクルマいじりをしている場合

自分でLEDなどの電装品を取り付けようと思って、車内の配線をしようとする場合にも注意が必要です。

 

もちろんヒューズは入れたほうがいいです。

でないと万が一過電流が流れたときに発熱してクルマが燃えてしまいますからね。

 

ただ、このヒューズを付ける時にも注意が必要です。

 

大電流を必要とする製品(たとえばアンプやハロゲンライトなど)は、ヒューズを大きめの電流にする必要があります。たとえば30Aとかのものですね。

 

しかし、使用する電流よりも低いレベルのヒューズをつけてしまうと、その回路に必要な電流に到達する前にヒューズが切れてしまうのです。

 

また、必要以上に大きな電流に対応したヒューズを使ってしまうと、配線が細い貧弱なものだった場合、電流が流れにくくなり配線から発火するリスクもあります。

 

 

なので、純正で設定されているヒューズボックスの指定電流を故意に上げないよう注意していきましょうね。

シガーソケット製品が原因の場合

これも一つの原因です。

 

「自分でクルマいじりなんかしてないよ!」

 

という場合で一番よくあるのが、シガーソケットに品質の悪い分岐タップを挿している時です。

 

シガーソケットの配線は非常にシンプルなのですが、粗悪な海外輸入品などの製品(まあ、単純にいえば中◎製)のものを使うと、ちょっと使っただけでシガーソケット製品の細部の配線がズレたりしてすぐにヒューズが飛ぶ原因になります。

こういう国内正規品のものであれば、基本的には大丈夫ですね。価格もお値打ちです。(詳細は画像をクリック)

 

シガーソケット製品にもヒューズは入っていますが、クルマのほうのブレードヒューズが切れてしまう場合があるので厄介なんですね。

 

そのため、あまりにもお買い得なシガーソケット製品を使う場合には注意してください。ヒューズが飛んでしまう場合があります。

 

 

切れてしまったら新しいヒューズに交換する必要があります。交換方法に関しては後ほど書いていきます。

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過電流対策のポイントとは?

過電流が、ヒューズが切れる原因の一つだとは、お分かりいただけたと思います。

 

では、これをどのようにすれば対策できるのか?という所について紹介していきますね。

 

簡単に言うと、ヒューズの容量以上の電流を流さなければいいのです。

 

まず、ヒューズのアンペア数を確認する必要があります。

確認するためには、まずヒューズボックスを見つけなければなりません。車種によってヒューズボックスの場所は異なるので、わからないときは取扱説明書で確認してください。

 

また、国産車であればヒューズの場所はまず一緒です。

車内の電装品をいじっていたり、シガーソケットをいじっていたらヒューズがとんだ場合には、

  1. 運転席右下の足元
  2. 助手席のダッシュボードの足元

の順番でチェックしていけば発見できます。

ちなみに、ダッシュボード側のヒューズは助手席の足元にあるボックスの裏側、要すれば写真で言うとこの位置に埋め込まれています。

 

また、ヒューズはたくさん同じようなものが刺さっていますが、ヒューズボックスの蓋を置けると、蓋の裏に各ヒューズの位置とアンペア数が記載されています。

 

ここをチェックしながら確認していきましょう。

 

シガーソケットの電源が使えなくなった場合には

「ACC」

という文字の書いてある部分のヒューズが切れていないか、まず確認してみてください。

 

 

これと同様に、パワースライドドアが動かなければ、ヒューズの配置図に記載されている、同じような意味合いの部分のヒューズを確認してみましょう。

 

 

また、ヒューズの電流の許容値は一般的にアンペア数の70%までが、安全に使えると言われていますので、10Aの場合は、7A以上になると危険ということになります。

 

なお、シガーソケットの電源を使う場合には、分岐したものを使う時の組み合わせには注意してください。

 

たとえば3つ又のシガーソケットで、スマホの充電を3つ使うのであればまだ大丈夫です。

 

しかし、ヒーターやアンプなど、より多くの電流を必要とする機器と接続する場合には、過電流によりヒューズが切れることがあります。

(シガーソケットの許容電流は、だいたい10Aであることが多いです)

 

複数の機器を同時に使用する場合は、アンペア数をよく確認した上で、十分注意して使用してください。

 

ポイント: ヒューズが切れたら同じヒューズのアンペア数を使うようにしましょう

ヒューズが切れたときの交換方法と注意点

シガーソケットにも実はヒューズ(管ヒューズ)がついていますが、だいたいヒューズが飛ぶ時にはヒューズボックスのほうが先に切れます(バッテリーに近いほう、許容電流が小さいほうが先に切れるんです)

 

そのため、ヒューズボックスについている「ブレードヒューズ」を交換しなければなりません。

 

交換するには、ヒューズボックスで位置を確認し、該当するヒューズを抜きます。

簡単な作業ではあるのですが、素手では難しいので、ヒューズボックスの横または蓋の裏にある専用の道具を使って抜いてください。万が一ない場合は、ラジオペンチなどの工具を使うことをおすすめします。(100均のものでも大丈夫です。)

 

これが、ヒューズ抜きの専用工具です。

別に高いものではありませんし、ペンチだと狭い箇所では作業出来ないので、一緒に用意してしまうといいです。

また、ヒューズの種類にはいくつかあるので注意しましょう。

純正のヒューズボックスであれば、ブレードヒューズというものになります。

でもってブレードヒューズの種類は

  • 普通のブレードヒューズ
  • 低背ヒューズ

という2つの種類が存在します。

 

基本的にはブレードヒューズであることがほとんどですし、低背のものは使えない場合があるためシッカリ確認しましょう。不安ならカー用品店の店員さんに確認しておくといいですね。

あと、こういったテスターや引き抜きの工具などがセットになったものの方が、後でバラバラに揃えるよりもお得であることが多いです。

 

引き抜き専用のヒューズ用のピンセットは、カー用品店にも売られていますし、ダッシュボード側のヒューズボックスに備え付けられていることもあります。

ヒューズが抜けたら、新しいヒューズを差し込めば完了です。ヒューズには種類があるので、必ず元々刺さっていたヒューズと同じ形・容量のものを用意しましょう。

 

ヒューズの交換が完了したら、念のためクルマのキーをアクセサリー状態にして、電気が流れ、機器が動作するか確認して見てください。

ポイント: 極端に違う電圧のものを使うと、きちんと作動しない可能性があります。

まとめ

では、ヒューズが切れる原因や基本的な修理の方法についてでした!

今回お話した通り、ヒューズが切れる原因は一つではありません。ヒューズを交換しただけでは、症状が改善しない可能性があります。

 

どうしても原因が特定できないときは、自己解決せず、近くのディーラーやカーショップで相談して原因を突き止めることをおすすめします。

実際に、過電流が原因で車両火災になった例も多々あるようで、国土交通省自動車局からも注意喚起が出ています。安全なカーライフを送るためにも、きちんと用法・容量を守って正しく使いましょう。

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