スポンサーリンク

カスタム・メンテナンス

ロールバーの工賃や取り付けの効果は?メリット・デメリットと剛性の違いも!

180km超える速度で急ハンドルやカーブをそのまま曲がれば、横転する可能性が高いです。

一般道では、速度制限を無視して走るのはダメですが、サーキットで高速で走る場合、どうやって車体の安定性が増すか?

 

となったときのカスタムの一つの手段として、「ロールバー」という物があります。

クルマの中につける骨格みたいなモノです。例えば家で屋根を取り付ける場合でも、壁を固定する場合でも、必ず骨格が必要になりますよね。

 

そんな時に頼れる相棒となるのがロールバーな訳ですが、役割や細かい話しが気になるという方も多いはず。そこで今回は

  • ロールバーにはどんな効果があるのか?
  • 取り付けの工賃や価格はいくらぐらいなのか?
  • メリットやデメリットはどんなものがあるのか?

などなどを紹介していきますね!

スポンサーリンク

車に取り付けるロールバーとは?効果はいかに?

 

クルマが横転するのはなぜか?

皆さんは、軽自動車を押してみたりしたことはありますか?

 

大人2人程度であれば、車が傾く感覚を感じるぐらいまでは押すことが出来ます。

 

また車体を横に倒そうと思えば、大人3~5人いれば、十分に横転させられます。ドラレコの事故でも、軽自動車の事故の中には、軽自動車がダイナミックに横転する事故も、よくありますよね。

 

じゃあこれがサーキットで速度制限無い状態で走るとしたら、高速で急ハンドル切ろうものなら、速攻で横転します。

これは、燃費を極力良くするために、ボディやタイヤを極限まで軽くしていることが起因するからです。

 

これは、軽自動車に関わらず、普通車でも同じようなことが言えるのですが、ここでレースカーやラリーカーの話しをしてみましょう。

サーキット走行など、普通ではありえないスピードでカーブを曲がったりする車には、車の内部に補強がされています。

 

オンボードカメラとかで車内が映る映像をYoutubeで見ることもあると思いますが、車内に張り巡らされた鉄骨のようなものがまさに

 

 

「ロールバー」

 

 

なんです。

 

車種にもよりますが、イメージとしてはこういった見た目のもの。

これを付けることで、ドライバーに対する衝撃保護と車体の剛性を高めることができ、より走行時の安定性が増す訳ですね。

 

(ただ、製品の中には剛性効果がなく、あくまでドレスアップ用途のものもあります)

 

通常、ノーマルの車はボディの見た目どおりの骨格になっていて、車内には何も支えるものがありませんよね?

 

たとえば学校や市役所の耐震工事でブレース(筋交い)が入っているのを見たことがあると思いますが、ロールバーも一緒で

「もともと何もなかった空間につっかえ棒を入れることで、変形を軽減し強度を補う」

といった事をするわけです。

 

一般公道を走行するような車種であれば、余程の事がない限りはロールバーは不要なのですが、

  • サーキット走行を前提としたカスタムをしたい
  • 山道や林道をやんちゃに走ってみたい

といった場合には、車体の変形を防ぐために見た目のドレスアップ目的・剛性UPの目的で使うドライバーも多いですね。

(当然、公道は安全運転でお願いしますよ…!)

スポンサーリンク




ロールバーを取り付けるメリットは?

剛性が上がるため、走行安定性が高くなるというメリットがあります。

また、実用性の面でも万が一の事故での安全性が高くなり、生存率が高くなるというメリットも。

クロスカントリーなど、場合によっては車体がひっくり返る可能性のあるような用途で車に乗るのであれば、まずオススメしたいカスタムでもありますね。

 

 

また、家のお小遣いの許可が降りない、という場合には「安全になるから…」というのを引き合いに出してみるといいかもしれません。笑

 

 

また、高速道路などでも微妙な車体の「ひずみ」を感じにくくなるので、長距離走行でも疲れないといったメリットがあるでしょう。

デメリット

乗り降りが難しくなる恐れがあります。

とくに支持の点数(後述します)が増えるに従って、筋交いの数が増えたり、車体を横切った棒が出て来るためとくに後部座席の居住性は絶望的になるかも…という可能性もありますね。

 

場合によっては、車検に通らなくなる恐れもありますし、重量が重くなるために燃費が悪くなる恐れもあります。

車重が著しく変わってしまうのは、鉄で出来ている以上仕方のない部分でしょう。

スポンサーリンク




ロールバーの種類と選び方は?

ここでロールバーの種類をチェックしてみましょう。

 

ロールバーには、主に4点、6点、8点式があり、固定点が多ければそれだけ剛性を高めることが出来ます。

 

価格については…こちらの商品をチェックしてもらったら、画像は異なりますがあらかたの金額はチェックできますね。

 

◆4点式

スポンサーリンク

 

◆6点式

 

◆8点式

選び方ですが、車種専用で作られている場合と、大きさから、自分のクルマと合わせるという2通りの方法があります。

 

また搭乗者の安全を確保するため、ロールバー本体を購入するだけでなく、保護材やテープなども必要に。

 

一応、こういったスポンジタイプの専用品もありますね。

 

取り付けについては、シートを外したり、仮組みなど大規模な作業や必要な工具も多くなります。場合によっては専門業者に任せるの賢明でしょう。

 

買い取り価格は…まず安くなるのは承知の上ですね(泣)

ロールバー購入・取り付けまでにどのぐらいの費用がかかるの?

続いて取り付けにいくらかかるの?って話をしていきたいと思います。

 

 

ロールバーには種類があり、「ボルトを固定する位置」によって「4点支持」「8点支持」などに分類、価格は点が増える事に(剛性がUPするごとに鋼材の量も増えるので当然ですが)されますね。

 

 

これは、あくまでロールバー本体の購入価格。では、これを取り付けるとどの程度工賃がかかるのか?

⇒¥100,000-~¥200,000-程度を見た方が良いです。

 

特に車検を通すつもりでいるなら、ロールバーに保護材を付けること、ドアに触れないような骨格仕様にするなどを含めると工賃込みで¥300,000-~¥400,000-は、覚悟した方が良いでしょう。

まとめ

ロールバーによる性能アップについて主に説明しましたが、これを付けることで自分のクルマをよりカッコよくすることもできます。

理屈も重要ですが、クルマが自分の体の一部として運転を楽しみたいという方だったら「どんな風にすれば、より運転が楽しく出来るか?」といったことは考えたくなるでしょう。

その一つとして、ロールバーを検討するのも良いかと思います☆

 

スポンサーリンク