エコカーやファミリーカー全盛の時代に逆行する趣味をお持ちですか?
マニュアル車、かっこいいですよねぇ。
もちろん今の自動運転技術なんかも素晴らしいですし、高速巡航はもちろん街中でもゆったりと運転出来るのはオートマ車やCVT車の魅力だと思います。
しかし、如何せん「タイクツ」に感じちゃってる事なんかもあるのではないか?と個人的には思うわけですね。
MT車のガコガコとシフトするのは車を操っている感じもあり、キチンと操作すればエンジンのピークパワーを上手に使えるので、非常に「オイシイ」走りができるわけです。
今回は、そんな楽しいけれど絶滅危惧種として存在が危ぶまれているMT車を、2018年現在新車として購入できる車種から中心に解説していきたいと思います。
※この車はもう売ってない、この車は2018年からMTグレードで登場した
などなどの情報がありましたらぜひ情報提供をお願い致しますm(_ _)m
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お好きな所からお読み下さい
マニュアル車の3つの魅力
この項目は不要かと思いましたが、個人的にMTの魅力を多くの人に届けたいな、と思ったのでつい書いちゃいました。
マニュアル車の3つの魅力を挙げるとしたら何でしょうか?
個人的には、「パワーがある、燃費がいい、一目置かれる」といった所にあるのではないか?と思います。
もちろんATのバージョンとエンジンの仕様は別段変わらないのですが、エンジンを任意で高回転までもっていくことができます。
また、状況に応じて適切にギヤを変えることで、1速のまま「ひっぱる」なんてこともできますし、下り坂も余分なボタンやシステムなど使わなくともギヤを下げるだけで適切にエンブレがかけられます。
それと、ATグレードよりも車重が比較的軽い傾向にあるので、ヤンチャな運転さえしなければ燃費がいい傾向にあるというのも魅力なのではないかと思います。(軽はとくに顕著な傾向にあると思います)
そして、なんと言ってもあの独特のアクションは目を引きます。
このエコカー全盛の時代に手でガッコンとやるアクションは逆に目新しく、かつクルマを操っているような感覚をとても強く感じやすい点も魅力であると筆者は思います。
- 「人と違うものがいい」
- 「自分でクルマを操りたい」
そんな気持ちを少しでも持っているのであれば、スポーツ走行のできる車両であれば、迷わずMTを選択するべきでしょう。
家族が乗れない?
いんや、そこにロマンがあるんですよ(自己満)
2018年現行で購入できるマニュアル・MT車!普通車編
それでは、現在新車で購入できる
(または、検索したら新車に巡り会えるかもしれない)
MTの普通車を紹介していきましょう。
トヨタ86
世界のトヨタが誇る、リメイクされたMTグレードのある4輪車ですね。
かつての藤原と◎ふ店のAE86の名前を冠し進化したモデルとなっています。
とはいえ、名前だけ引き継いでいて実際は大きく様変わりしてしまったスポーツカーなのですが、それでも国産で手に入るMT車としては非常に人気車種であります。
カスタムパーツも豊富ですし、新車がもう1台購入できてしまうぐらいお金をかけているオーナーさんもいるぐらい。
オーナーズクラブなんかもあるので、コミュニティに参加する方も多い特別なクルマです。
走って楽しい、見て楽しいトヨタが生み出した現代のスポーツスピリットでしょう。
トヨタオーリス
日本ではカローラの次に流通量が多いワゴンタイプの車両です。
どちらかというと欧州向けの製品のようで、あまり国内では見かけません。
MTグレードともなれば、まず国内ではなかなかお目にかかれる車両ではないでしょう(そもそも目的がスポーツ走行ではないので)
こういった車両はATのほうが使い勝手が良かったりするのですが、EU諸国ではMTが好まれる傾向にあるようですね。
トヨタカローラ
トヨタが誇るスタンダードな普通車ですね。
MTグレードはセダンタイプのカローラと、フィールダーにも適用されています。営業車には多いかもしれませんね。
加速性能などは引っ張れば結構なフィーリングが得られると思います。国産で200万円以内で購入できるMTグレードつきのワゴンであれば、フィールダーを選択するのが一番オトクでしょう。
営業さんにはMTを選択すると変わった目で見られるかもしれません。笑
ヴィッツRS(TGR)
こちらもオススメですね。
トヨタのスポーツハッチバックとしてRSグレードは古くから愛されてきており、ワンメイクレースなんかもあるのがヴィッツの特徴です。
RSの新車での購入は中古車情報サイトでも在庫を検索できますが、いよいよ球数が少なくなってきました。程度の良い中古車はまだまだあると思うので、検索してみましょう。
RSの後継モデルでもあるTGRは2018年2月に限定生産されており、6MTで官能的な走りを見せるフラッグシップスポーツカーとして登場しています。
ただ、200台限定生産であることから入手も困難、ホモロゲーションモデルなので公道では切符を切られる可能性もあります…。
価格も350万円とヘタにカスタムした86より高価です。
ホンダ CR-Z
90年台に全盛を迎えたかのように思えたホンダのスポーツカーですが、ハイブリッドながらパンチの聞いた走りができるMTグレードが存在するのがこのCR-Zです。
ハイブリッドのMTグレードがあるのはこの車種だけのように思えるのですが、ここがまたミソなんですよね。
信号待ちでシフトダウンして、ニュートラルにしてクラッチを離す。
普通のMT車はこれでいいのですが、CR-Zの場合はアイドリングストップが作動するのでエンストしたかのような感覚になるのです。
でも、エンストではなくハイブリッドの機能なのでギアを1速に入れれば、モーターのトルクをタップリと受けてそのまま前に進むことだってできるわけですね。
フィットRS
ヴィッツはRSグレードが実質なくなってしまったのですが、ホンダはあえて残して置く所がニクイですよね。
MTグレードが選べるファミリーカーとしてもフィットは活用できるので、4人家族のお父さんからの人気が高いのもこのモデルの特徴と言えましょう。
RSの何恥じず、過不足無く小気味の良い走りを楽しむことができるので、「ファミリーカーとしての居住性を保ちたい」「でもスポーツ走行も楽しみたい」と考えている場合には真っ先に候補としたいクルマです。
ニッサンフェアレディ
言うまでもなく、国産順スポーツカーですね。
3ドアのスポーツカーといえばまずこれでしょう。
走行性能は言わずもがな、V6エンジンのたくましいエキゾーストノートと、非常に軽量な車体が圧倒的なスポーツ走行の快楽を与えます。
以前と比較すると時代の背景のせいもありスポーツカーは減ってしまったのですが、いまだに新車販売を続けているニッサンの心意気を感じますね。
スイフトスポーツ
スズキの本気ハッチバックのスイスポ。
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筆者はZC31Sのころのものから知りましたが、現行モデルでもMTグレードは健在。コンパクトカーながら5穴ホイールや6MTを搭載するなど、車格からは想像もつかないポテンシャルを発揮します。
走行性能は折り紙付きですし、カスタム次第では非常に軽量で立ち上がりや切り返しも軽快なため、技量によっては上の排気量を圧倒する機動性を発揮します。
とはいえ、まずは免許の方を大切にしてくださいね!
ランドクルーザー70
2015年に、8月から翌年の6月まで限定生産された国内仕様のランクルです。
言わずもがなファンが非常に多く、海外ではいまでも生産が続いているクロカンのフラッグシップカーですね。
非常に豪快な角ばったフォルムと大径タイヤが特徴的で、2WD・4WDも任意で選択できるMT車です。
グレードはむしろMTの方がメインで、海外でもMTが主流となっている70ランクルはとにかく走破性が高いのが特徴。
山道や林道を走らなければランクル70を100%楽しめているとはいえないぐらい、悪路の走破性には定評があります。
現状、大人気な背景もあり限定生産ながらすでに売り切れてしまっているのですが、根気よく探せば新古車か、程度の良い中古車が手に入る可能性が高いです。
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2019年現行で購入できるマニュアル・MT車!軽自動車編
続いて、新車で購入できる現行モデルのあるMT車の紹介をしていきます。
ホンダ S660
ホンダの作るMT車として、かねてから人気の高かった「ビート」の正式後継車種となります。
見た目からしてMTグレード前提な車両なわけですが、すでに軽スポーツのファンからは強烈なラブコールを受けているのがこの車両です。
価格は乗り出しで最安でも200万円ぐらいかかり、余裕で普通車ミニバンが買えてしまう皮肉もありますが、やはり長年温めてきた車種なだけに走りも成熟しています。
剛性も高くスポーツ走行を楽しめるオープンスポーツカーとして販売がスタートし、このジャンルではコペンにやや遅れをとったものの2万台の販売台数まで達しています。
ダイハツ コペン
すでに軽オープンカーとしては先駆者的な存在ですね。
2008年頃から新車販売された、軽オープンカーとして人気を博しているコペンですが、今でも新車販売している、軽のMTグレードがもっとも映える車種なのではないかと思います。
車高も低いためスポーツ走行に向いていますし、何より軽量でコンパクト、剛性感もあるのでMTとの相性がとてもいいです。
アルトワークスRS
アルトワークスも忘れてはいけませんね。
過去の車種も「ドッカンターボ」がとても魅力的でしたが、時代の流れとともに生産終了。
ところが2015に販売された新モデルはまさかのMTグレード&RSの復活。
スポーティーなフォルムはMTにとても合いますし、ターボ搭載でありながら安いのは最大の魅力なのではないかと思います。
コペンやS660が200万円に届いてしまうのに対し、こちらはFF仕様であれば130万円位で購入できてしまいますからね…。
ターボが付いてこの価格、この走行性能はスゴイです。スズキも頑張りました。
欧州車はMT天国?
ここまで国産車を紹介していきましたが、
外車枠も一通り用意しておきます。
いろいろ調べてみたのですが、
やはりマニュアル車の本場、欧州は新車販売も健在ですね(高価格も健在ですが…。)
新車販売されている車種を見てみると、実にこれだけのものが存在します。
- BMW M240i、M2、320i、M4
- Audi S1
- MINI COOPERシリーズ
- ポルシェ ボクスター、ケイマン、カレラ
- シトロエンDS3
- プジョー 208GTi、308Gti
- ルノー トゥインゴ、カングー、ルーテシア、メガーヌ
- ジャガー F-TYPE
- ロータス EXIGE S
- ロータス エリーゼ
- FIAT 500S
- アバルト 124スパイダー
- アバルト500
- シボレーZ51
- PROTON サトリア
これは、素晴らしいですね。MTファンとしては嬉しい限りです。
きっと日本のMTグレードが廃れないのは、EU市場へ向けて販売するモデルも存在するからでしょう。そういう意味では、EU市場は日本のMT車ファンにとって魅力的な存在なのかもしれません。
お目当てのMT車をスマホ1つ&無料ですぐ見つけるならクルマコネクトがおすすめ
ここまで新車でも購入できるMT車のことについてお話していきましたが、車種と同時に見直しておきたいのが
「クルマの購入方法」
です。
ネットで検索してクルマを探して…。
ということが今では一般的だと思いますが、いろんな面倒なポイントがあるかもしれません。
たとえば
- 中古車を探すのに複数のサイトを調べなければいけなくて大変
- お目当ての車両を見つけて「おっ」ってなってもかなり遠くのお店だった
- 購入をするにしてもいちいち各販売業者にメールや電話問い合わせをしなければならない
- そもそもネットに在庫が載っていない、探しきれない車種もある
などなど…。
この21世紀の時代になにこのアナログ感?って感じもありますよね?
お目当ての車両を見つけられたとしても、タイミング悪く成約済みであったりして惜しい思いをすることもあったかもしれません。
できればスマホとかでサクッと一番お目当ての条件の車種を見つけたいな…って風に思うこともありませんか?
そこで、提案したいのが「クルマコネクト」です。
無料のチャットサービスによって、お目当てのクルマをズバッと提案してくれる画期的なサービスです。
クルマコネクトのメリットとしては
- 一般的にまだ中古サイトなどで出回っていない「未公開車種」を提案してくれることもある
- 基本的な利用・相談はぜんぶ無料!
- 無茶な営業トークをはさまれる電話がなく、基本的にはチャットで応対してもらえる
- AIと専属オペレーターさんのサポートで迅速正確な提案を受けられる
最短5分ぐらいで最安値の車両もチェックすることができるので、ぜひこの機会に乗るつもりのMT新車の車種をクルマコネクトで調べてみて、見積もりを出してみてはいかがでしょうか。
まとめ
それではクルマを意のままに操れるMT車の紹介をしていきました。
半世紀前はMTが主流でしたし、免許をもっているお婆ちゃんもMTの軽トラをガンガン使っていたあの頃。
今ではCVTやATが増え、クルマでは頻繁にシフトレバーを動かす機会など10分の1ぐらいに減ってしまったものと筆者は認識しています。
でも、未だにMTグレードが残っていて、むしろMTのほうが生産コストが上がり高価になっている今ですら購入するユーザーがいるもんですから、やはりミッション車はいつまでも構成に語り継がれる文明になるのではと思います。
MT車の魅力、感じていただけたでしょうか。
今AT限定しかない方は教習所に限定解除をしに直行です!!
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