白色の車は明るく清潔感があり、万人に人気のカラーですよね。
個人的にはパールホワイトが好きで、次車を買うときは絶対パールホワイトがいい!と思ってます。
ただ、白色の車って汚れが目立ちますよね。特にしばらく洗車していないと、サイドミラー下から水垢の黒い筋が伸びて大変なことに…
汚れが目立つけど、白色に惚れて選んだからこそ、やっぱりきれいを持続させたい!そう思いませんか?
小キズなどは黒色の車と比較するとそこまで目立ちませんが
- 色のくすみやツヤのなさ
- 泥汚れや黒ずみ
- 細かいパーツのヘコミにたまった汚れ
などなどはすごく目立ちますし、単純に洗車機に入れてもおもったより綺麗にならない事を経験した方もおられるのではないかと思います。
そこで今回は、白色車の洗車方法をお教えします!
白色車の大敵である水垢落としグッズや、おすすめのコーティング剤も紹介してきますので、是非最後まで読んで参考にしてください。
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お好きな所からお読み下さい
水垢ができる原因とは?
皆さんご存知の通り、白色車は汚れやすいです。いや、汚れが目立ちやすいといったほうが正しいでしょうか。
地域性もありますが、他の色の車も洗車しなければ同じように汚れてしまいます。
ただし、白色者は特に雨水が原因で水垢がすぐ目についちゃいますよね。街中を走っていると、そういう車はたくさん走っていて、見ていてもつい悲しくなります…。できることなら水垢の汚れを完全に、できれば簡単に落としていきたいものです。
では、水垢ができる原因は一体何かというと、「油分」です。
特に「古くなったワックスやコーティング剤」が原因と言っても過言ではありません。
きれいにするために塗っていたワックスやコーティングがなんで?
と頭のなかで「?」でいっぱいになってしまうかも知れませんが、簡単に説明すると、ワックスやコーティング剤に含まれる「油分」が原因なのです。
いわゆる艶出し効果のあるものはほ油分が含まれていますね。
油分は、水を弾きますが、汚れは吸着してしまいます。さらに、その油分が劣化していくと、その吸着力を増していきます。
これが空気中や雨水の汚れを吸着してしまうというデメリットもあるのです。これによって積み重なった汚れがまさに水垢の正体ということですね。
黒色の車であっても水垢は積み重なっていく一方なので、何かしらの対策を講じなければなりません。色が暗くても、やはり新車時の輝きがなんとなく失われていて「あれ??」と思ってしまう事もあるでしょうから。
黒色、ダーク系の車の洗車方法についてはコチラで紹介しています。
→ (近日公開予定です)
普段屋外に車を駐車している人は、特に水垢がつくのが早いです。基本的には屋外保管の方が多いでしょうし、なんとかして問題はクリアしていきたい所でしょう。
ワックスやコーティング剤だけでなく、大気中にも油分が含まれているので、どうしても水垢は付いてしまいます。しかし、完全ゼロにする事は難しいながらも、軽減する対策法はいくつかあります!
それでは次は、原因がわかったので白色車の大敵である水垢をやっつけるための対策法を紹介しますね。
白色車の洗車には水垢落とし!
長期間放置していて洗車だけでは落ちないような水垢もありますよね。
その場合、何かしら特殊な専用のクッズなどを用いる必要があります。
ここでは、水垢落としに効果的なグッズを紹介します!
まず、真っ先に思い浮かぶのは、水垢クリーナー(除去剤)ですよね。
実はこの水垢クリーナーには2種類あります。
それは研磨剤(コンパウンド)が入っているか入っていないかの違いです。
結論から言うと、塗装を紙やすりのように削ってしまう研磨剤入りの水垢クリーナーは塗装面を極力使わないほうがいいでしょう。
研磨剤が入っていればもちろん水垢はきれいに落ちますが、塗装表面を削っているということを忘れてはいけません。よほどヒドイ場合であれば例外的に使用することもありますが、基本的には集中的に今までの汚れをケアする時にのみ使用し、コーティング等を併用し綺麗を保つという形で行なう必要があります。
研磨剤は目に見えて汚れが落ちるので人気ですが、やはり研磨剤が入ってないものがおすすめです。たとえばこういう商品とか…↓
これは研磨ではなく、薬剤で汚れを浮かせて落とすものです。
水垢はもちろん、ウォータスポット(水シミ)や黒ずみまで落とすことができますので、便利ですね!
ただし、車をが置かれる環境によっては、きれいに落としきれない物もあり、そうなると最終的には研磨に頼る必要性が出てきます。
もし使うのであれば、こういった研磨粒子のがとても細かいものを選ぶといいですね。
簡単でムラになりにくく、口コミでも評判です。
研磨剤が含まれていますが、超極細なのでボディを磨き上げる感じですね。傷つけるような心配は殆どありません。
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白色車の洗車方法や手順を紹介!
今回の目的は、「白色車の水垢をやっつける」ことなので、方法としては手洗い一択になります!
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細かい部分をきれいにすること、汚れに合った洗車をすることを考えると、断然手洗いがいいです。ドアトリムのスキマやバンパー、エアロのスキマ、サイドミラーの端っこなど気になるポイントは徹底的にクリアにしたいですよね。
当然車体が大きいほど自分で洗車するのは大変かもしれませんが、やっぱり自分の愛車ですから愛情持って洗車しようじゃありませんか!
用意するものは
- 柔らかいスポンジ
- 洗剤※中性洗剤を100倍に薄めたものでもOK
- 水垢クリーナー
- 柔らかいタオルやクロス
以上です。あとは綺麗な水は沢山必要なので、ホースが届く場所での施工をお願いします。
洗車の最大のコツは「余計な油分を落とすこと」
先ほど水垢の原因は「油分」と言いました。
同じことを繰り返したくないので、洗車に使う洗剤を用意するときは、ワックス入りは避けてください。
ワックス自体を否定するわけではありませんが、原因を取り除かないことには、症状は改善できません!
手順は下記の通りです。
- 水をかける
- ボディを洗う
- 水垢の除去
- ボディを洗う
- 拭き上げ
よく晴れて気温の高い日は、ボディが熱くなり水が蒸発しやすいです。
結果、水シミなどの原因になりますので、なるべく曇りの日、気温が低い日が洗車には適しています。
天気のいい日に洗車する場合は、こまめに水をかけながら、洗車するようにしましょう!
では1つずつポイントと一緒に説明していきたいと思います。
1.水をかける
車をスポンジで洗う前に、必ず水を天面(屋根)から掛けて、あらかたの汚れや砂などを落としてください。
そうしないとボディを傷つける原因になります。
高圧洗浄機があれば、なおいいですね。
2.ボディを洗う
柔らかいスポンジもしくは洗車用のムートンなどに洗剤をつけ、ボディ全体を優しく洗っていきます。
洗う順番としては、まずタイヤまわりを洗います。
そして基本的に、運転席を起点にパネル単位で洗っていくと効率的ですね。
ちなみに、必ずタイヤまわりに使うスポンジとボディ用のスポンジは別のものを使ってくださいね!
今回は水垢除去があるので、この時点で完璧にすみずみまで磨く必要はありません。
3.水垢の除去
ボディ全体を洗ったら、同じ要領で水垢クリーナーをパネル単位に均等に塗っていきます。
水垢が気になるところだけやればいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、水垢が目立つくらい放置していたということは、ボディ全体も汚れ、くすんでいます。
水垢除去することで、ボディ全体がムラなくワントーン明るくなるので、ボディ全体に水垢クリーナーを使うことをおすすめします。
状態がひどいものは、水垢クリーナーをしばらくつけ置くことで、取れやすくなります。
長く置けばいいというわけではないので、1~2分くらいでも十分効果的です!
そのあと、スポンジでこすって水垢を落としていきます。
これもパネル単位で行い、きれいになったら、水で流しておくといいですね。
鉄粉が気になる場合は、水垢除去の前後で落としましょう。
4.ボディを洗う
水垢除去が終わったら、再度洗剤でボディを洗っていきます。
水垢クリーナーが残らないように、すみずみまできれいに洗い流してください。
5.拭き上げ
きれいに洗ったら、必ず拭き上げます。
面倒だから自然乾燥でいいや!という人がいますが、これはウォータースポット(水シミ)を作り出す原因となりますので、必ず行ってください。
表面だけでなく、ステップ(ドアやボンネットの内側)もきれいに拭いておきましょう。
これで洗車は完了です!
水垢除去をすることにより、本来の白色が取り戻され、見違えるようにパッと明るくなりますよね!
しかし、これで終わりではありません!
水垢を落とした後のコーティングは必須と思ってください!何もしないということは、また水垢がつきやすい状態を作っていることになります。
そこで続いては、オススメのコーテング剤を紹介していきましょう!
白色車にオススメのコーテング剤は?
「白色車を買ってから、水垢のことばかり気になって、こまめに洗車してます!」
という声を聞きますが、その気持ち大いにわかります。
ただ、愛着がありすぎて、休みの日には必ずお出かけ前に洗車しないと気がすまなくて、家族や彼女に、早く行こうよー!と急かされる…
よくありますね、このパターン。
そうなるとやっぱり、水垢をつきにくく、落としやすい状態にしたいですよね?洗車時間も早くなり、家族や彼女を待たせなくて済みますから。
そこで重要になってくるのが、水垢除去を頑張った後のコーティング作業。この目的は水垢をつきにくくすることなので、ここまできれいにしてワックスがけは厳禁です!
こちらの関連記事では、愛車をより綺麗に保つための効果的な作業を紹介しています。
さて、次に紹介したいのが、
白系ボディにオススメな
強力コーティング剤です。
コーティング剤って高いイメージがありますが、探せば意外と手の届くものも多く、自分で施工できるものもあります。
私のオススメのコーティング剤はこの2つ。
- ピカピカレイン
- ホワイトロン
では、それぞれの特徴とメリットを解説していきます。
ピカピカレイン
上記関連記事でも紹介していますが、自分でできるガラスコーティング剤が、実は存在するんです!
カーショップ等で売っているガラス系コーティング剤とは全く異なる、純粋なガラスコーティング剤ですよ!
しかも価格は1万円以下!
通常、施工には技術が必要でプロに施工してもらうしかないと思われがちですが、これはもうメリットしかないですね!
水垢だけでなく、超撥水で熱や紫外線からも守ってくれるし、洗車の回数も減らすことが出来ます。
筆者イチオシのおすすめコーティング剤です!
→ カピカレインで異次元のツヤと抜群の撥水効果を手に入れてみる!
ホワイトロン
これはKeeper社のアイタック技研が出しているポリマーコーティング剤です。
ガラスコーティングと違いポリマーの被膜は柔らかいので、耐久性は約3ヶ月程度ですが、1~2ヶ月に一回塗り重ねていくことによって、被膜が強くなっていく特徴があります。
そして何より、水垢を落とす効果もあるので、水垢が気になる白色車に特化していると言えます。
通常の水垢であれば、水垢落としの工程を省いて洗車の後これ一本で解決しますよ!
ただしポリマーなので、水垢の大敵、油分が含まれています。
塗装上での劣化を防ぐためにも、余分に残ったコーティング剤はきれいに拭き上げるよう気をつける必要があります。
しかし効果は折り紙付きです。ガソリンスタンドでも有料オプションとして施工してくれる所はありますが、自分でやってみたいという場合にはお買い得な市販品もあるのでぜひ取り入れてみましょう。
まとめ
今回のまとめはこの2つです。
- 水垢を落としたら、コーテング必須!
- ワックスは厳禁!
白色車は何かと気を遣いますがが、きちんと対策することで見違えるようにきれいになります!
あとは、きれいを維持するために、コーティングは必須ということです。
これで休日も軽い洗車で、家族との時間を優先できますね!是非参考にしてみてください。
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