知らないところにドライブに行くとき、みなさんどうしてますか?
知らない道を案内標識だけで進み、目的地までたどり着くのは至難の業とも言えます。
そうなるとやっぱりカーナビに頼りたいですよね。ただ、カーナビの問題点って結構いろいろあると思うんです。
それは、
- 新車でついていないと、イマイチ購入に踏み切れない
- 新車、中古車にかかわらず新しいものに取り替える価格が気になる
- とりあえず簡単に道案内だけしてもらいたい、余分な機能はいらない
といった問題でしょう。
でも、最近ではスマホやタブレットをカーナビ代わりに活用している人が多いんです。知ってましたか?
しかも、いつも使っているスマホやタブレットを使うので、人によってはお金を全くかけずに、使うことができちゃうんです!
カーナビを新しく買い換えようかな?なんて方にも、スマホやタブレットをカーナビ化する方法がおすすめですよ!
今回は、スマホ・タブレットをオトクにカーナビ化する方法とおすすめアプリやグッズを紹介しちゃいます!
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お好きな所からお読み下さい
専用品カーナビの問題点
カーナビは今やドライブには欠かせないものですが、やはり問題点もあります。
特に気になる点は下記の4つの項目です。
- 機能が少ない
- 自動更新できない
- 据え置き型は自分で脱着が難しい
- 価格が高い
ここ数年で改善してきた部分ももちろんありますが、古いカーナビには共通した問題点と言えるでしょう。
機能が少ない
現在のカーナビは物によってはワンセグ視聴やDVD再生、音楽の取り込み・再生などは当たり前なのですが、古いタイプのものは、ほとんどカーナビゲーションとしての機能しか持ち合わせていません。
それに、付随する機能(近くの施設やガソリンスタンドの検索など)はありますが、価格の割にできることが少ない気がしますよね。
こんなこと言うとカーナビメーカーの方に怒られてしまうかもですが、
「スマホ全盛の時代にしては、取り立てて素晴らしい機能が目立たない」
気がします…。
自動更新できない
数年前から自動更新してくれるカーナビも出ているようですが、古いタイプのカーナビはこれができません。
地図や施設などのデータが古くなると、CD/DVD
常に最新の状態でないと、案内された道がなくなっていた!なんてパプニングに遭遇してしまう可能性もあるんです。
更新用のCDもありますが、普通に1万円とかしますし、それなら愛車のコーティング洗車代に使ったほうが超贅沢ができます。
据え置きは自分で脱着が難しい
配線をスッキリさせ、より車のインテリアとして馴染む据え置き型のカーナビは、自分で、付けたり外したりするのが難しいです。
車を乗り換える際、カーナビだけ新しい車に移したいなんてときも、業者に依頼すれば工賃がかかる上、車を売るときに買取価格が下がってしまいますね。
ヘタをしてインパネに傷を付けてしまうこともありますし、素人にはとても手が出せません。
ポータブルカーナビなら問題ないですが、据え置き型のカーナビはこれが問題点になってしまいます。
価格が高い
今は1万円以下のポータブルカーナビもあるようですが、平均的な価格帯としては2~10万円と高価な上に幅があるのが特徴です。
しかも人気なものは車上荒らしで盗まれるという…。
簡単に買い換えたりすることはできないので、保証や耐久性をよく確認しておく必要がありますね。
安ければいいや!と思う方もいるかも知れないですが、中古や型落ちのカーナビは最新の情報でない可能性が高く、画面も小さくて見にくいものも少なくないです。
これらの問題点を考えると、やはり“スマホ・タブレットのカーナビ化”がおすすめです!
では、どのようにするのか?
チェックしていきましょう。
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スマホ・タブレットをカーナビ化する方法

今や一人一台持っていると言われるスマホやタブレット、画面が大きく見やすい機種も多いです。
このスマホやタブレットがカーナビ化すれば、これらの問題点を一気に解決することができるんですよ!
では一体どうやってスマホやタブレットをカーナビとして使うのか?
その方法は、端末にアプリをダウンロードするだけなんです!
さらに、アプリと専用グッズを併用することによってさらに快適にカーナビとして活用することができるんですね!
スマホやタブレットをカーナビ化するための手順を簡単に説明します。
- 地図アプリもしくはカーナビ専用アプリをスマホやタブレットにダウンロードする。
- ダウンロード後に起動する。
たったこれだけです!びっくりするほど簡単ですよね!
アプリによっては会員登録が必要だったり、月額使用料の支払いをする場合がありますが、登録不要で無料のものも多くあるので、安心して利用できます。
また、専用アプリをわざわざダウンロードしなくてもで、大体スマホやタブレットを買ったときには「Google マップ」のアプリが入っています。
このアプリが万能で、ナビ機能を使えばカーナビのように道案内をしてくれるので凄く便利です!
ちなみに筆者はこのGoogle マップをかなり愛用して、出かけるときはいつもカーナビとして活用しています。
スマホやタブレットをカーナビ化するときの注意点
簡単手軽にカーナビ化できる反面、注意点やデメリットもあります。
特に注意すべき点はこの3つですね。
- バッテリーの消耗が早い
- 通信環境に注意する
- 音が小さい
バッテリーの消耗が早い
ナビ起動中は、常に通信している状態なので、バッテリーの消耗が早いのが、デメリットですね。
充電しながらでないと、途中でバッテリーが切れてしまうなんてこともあり得ます。
通信環境に注意する
また、通信環境を確保していないと、途中でデータが取得できなくなったり、端末の契約内容によっては、別途通信費がかかってしまうこともありますので、注意が必要ですよ!
音が小さい
スマホやタブレットで最大音量を出しても、走行中は聞こえない、またはノイズが入って聞こえづらいです。
運転中はモニターをずっと見ているわけにはいかないので、音声が重要になりますね。
FMトランスミッターやケーブル、Bluetoothの機能を使うことで、車載スピーカーから音声案内をきくことができますよ!
車載スピーカーで音声案内や音楽を聞きたい場合は、こちらを参考にしてくださいね。
おすすめナビアプリ
まずはおすすめアプリをご紹介します!登録不要、無料で使えるものをメインに調べてみました。
メリット・デメリットと共に簡単にその特徴を説明していきますね!
- Google マップ
- Yahoo! カーナビ(Yahoo!地図)
- NAVIRO
- MAPS.ME
- カーナビタイム(有料)
Google マップ
ほとんどのスマホやタブレットに、初期状態で入っているGoogleの地図アプリです。
メリット
- シンプル表示
- 国内外で使える
- リアルタイムで渋滞表示
- 人気スポットや飲食店の情報が検索できる
- ストリートビューで現地を写真で確認できる
デメリット
- 基本的にオフラインでの使用はできない。
- 経路検索時に有料道路の有無が選択できない(設定では可能)
Yahoo! カーナビ(Yahoo! 地図)
こちらも有名なカーナビアプリで、利用者数も多いです。
上記2つのアプリは別物なのですが、両方ダウンロードすることで、機能を最大限に活かすことができます。
メリット
- 「おすすめ」「高速優先」「一般優先」の3ルートが同時に検索できる
- 高速道路専用のナビ表示
- リアルタイムで駐車所の満空情報やガソリンスタンドの燃料価格の検索ができる
デメリット
- Yahoo!JAPAN ID(無料)の登録・ログインが必要
- オフラインでは使えない
NAVIRO
比較的新しいナビアプリで、便利な機能が多いのが特徴ですね。
メリット
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- 飲食店のクーポン情報や予約も可能
- 他社アプリに比べて通信量90%オフ
- 交通状況を約5~15分に1回再探索し、最速ルートを案内してくれる
- バイクモードにすると「二輪車通行禁止道路」を避けて案内してくれる
- ドライブレコーダー機能付
- 取締情報を音声で案内してくれる
デメリット
- オフラインでは使えない
MAPS.ME
事前に地図をダウンロードしておくことで、オフラインでも使うことができるナビアプリです。
メリット
- オフラインでも使える
- 通信環境や通信料金の心配がない
- バッテリーが急速に減る心配がない
デメリット
- アプリの動作が遅い
- 詳細な情報が少ない
カーナビタイム(有料)
月額使用料500円(税抜)~の有料のカーナビ専用アプリです。
メリット
- オフライン機能が使える
- 8つのルート検索条件から5つを選択できる
- 音声で操作や検索、ルート案内開始などがおこなえる「ボイスコントロール」機能が使える
- ドライブレコーダー機能が使える
- 最初の1か月は使用料無料で使える
デメリット
- 会員登録と使用料が発生する
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さらに快適!おすすめグッズ
スマホやタブレットをカーナビ化する場合、固定するホルダーが必須になります。
さらに快適に使うためにおすすめなグッズを紹介しますね!
1.ぴたっとホルダー360
強力な滑り止めマット付きのスマホ・タブレットスタンドです。
ホコリが付くと粘着力が弱まるので、水洗いすると復活します。
360度回転するので、運転中のチラ見にももってこいですよ!
2.Mountek AirSnap
エアコンの吹き出し口に差し込んで固定し、強力なマグネットでスマホやタブレットをくっつけます。
脱着も簡単で、繰り返し使うことができますね。
3.ナビうまハンドルリモコン
これはYahoo! カーナビを使う場合に活躍する専用のリモコンです。
画面にタッチしなくても、手元の「マイク/検索ボタン」で音声検索画面を一発表示してくれるんですね。
そのまま音声入力で目的地を検索・設定できるので便利です。
4.FMトランスミッター
先ほども少し書きましたが、スマホやタブレットだけでは音が小さく、音声案内が聞き取れない場合があります。
このFMトランスミッターを使うことで、車載スピーカーに音を飛ばして聞くことができるんですね。
Bluetoothなので無線で使えて、USBポートがあるので同時に充電もできてしまう便利な商品です!
まとめ
今回の内容をまとめると、“スマホ・タブレットをカーナビ化することは簡単”ということです。
取り付け取り外しも簡単ですが、更新の手間も料金もかからないし、かなりお得な選択といえるでしょう。
アプリもそれぞれ特徴があるので、通信量を気にしないのであれば、Google マップやYahoo! カーナビ。
通信量を抑えたいのであれば、MAPS.MEやカーナビタイムなど、用途や通信環境に応じて選ぶといいですね!
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